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コラム 2026.06.02 更新 8分で読める

給湯器補助金は併用できる?ゼロエミ・みらいエコ・分譲マンション事業の関係を整理

給湯器補助金の併用可否を整理。東京ゼロエミポイント・みらいエコ・分譲マンション省エネ型給湯器導入促進事業は原則併用不可です。どの制度を選ぶべきか、助成額・手間・お金の流れの観点で解説します。

この記事の前提(2026年5月時点)

本記事は2026年5月時点で公表されている情報をもとに、各制度の併用可否の考え方を整理したものです。併用ルールは制度の改定で変わる場合があります。実際の申請可否は、かならず各制度の公式サイト・交付要綱でご確認ください。

給湯器の補助金は、国・東京都・自治体それぞれに制度があり、「これとあれは一緒に使えるの?」という併用の可否がわかりにくいポイントです。原則として、同じ給湯器交換に対して複数の補助金を二重取りすることはできません。この記事では、東京都の制度を中心に、主要な制度の併用ルールを整理します。

1. 大原則:同じ工事への「二重取り」は不可

補助金には、同一の対象(同じ給湯器交換)に対して、複数の公的補助を重複して受けられないという共通の考え方があります。とくに東京都・公社の同種の助成金どうしは、明確に併用不可とされています。

一方で、「給湯器以外の工事」や「対象が異なる部分」については、別制度を使える場合もあります。制度ごとに線引きが違うため、個別の確認が必要です。

2. 主要制度の併用可否(早見表)

当サイトで扱う主要な制度の関係を整理すると、次のようになります。

組み合わせ 併用可否 補足
分譲マンション省エネ型給湯器導入促進事業 × 東京ゼロエミポイント 併用不可 東京都・公社の同種助成金どうしのため重複受給不可
分譲マンション事業 × 東京ゼロエミ住宅普及促進事業 併用不可 同種助成金として重複受給不可
分譲マンション事業 × みらいエコ(給湯器部分) 給湯器部分は併用不可 給湯器以外の部分は申請可能な場合あり
東京都の制度 × 国の給湯省エネ事業 要確認 同一機器への重複は不可が原則。対象・補助主体が異なる場合の扱いは要確認
「みらいエコ」の給湯器項目は分譲事業と併用不可

住宅省エネ関連のキャンペーン(いわゆる「みらいエコ」系)については、給湯器の項目は分譲マンション省エネ型給湯器導入促進事業との併用申請ができません。ただし、給湯器以外の部分(断熱改修など、対象が異なるもの)については申請できる場合があります。どこまでが重複に当たるかは制度の交付要綱で確認してください。

3. 「どの制度を使うか」の選び方

併用できない以上、複数の選択肢があるときは「どれが最も得か・自分に合うか」を選ぶことになります。判断の軸は次の通りです。

軸①:助成額の大きさ

分譲マンションで対象になるなら、分譲マンション向け制度(1台あたり最大十数万円)が、東京ゼロエミポイント(税込12,000円)より金額面で大きくなるケースが多くなります。

軸②:申請の手間

  • 分譲マンション向け制度:お客様自身が申請(事前申請・看板付き写真・現金払い不可など要件多め)
  • 東京ゼロエミポイント:販売店が申請(お客様は本人確認書類と同意書のみ)

金額は分譲マンション向けが大きくても、手間を抑えたい場合はゼロエミポイントを選ぶ判断もあり得ます。

軸③:住まいの種別

  • 戸建て:分譲マンション向け制度は使えない → 東京ゼロエミポイントが基本
  • 分譲マンション:両方の対象になり得る → 金額・手間で比較

4. お金の流れの違いも判断材料に

金額・手間に加えて、「お金が戻るタイミング」も実は大きな違いです。

  • 分譲マンション向け制度:いったん全額を支払い、後日東京都から還付(立て替えが必要)
  • 東京ゼロエミポイント:見積もりの時点で割引適用(立て替え不要)

まとまった額を一時的に立て替えられるかどうかも、制度選びの実務的なポイントになります。

5. 迷ったら見積もり段階で相談を

どの制度が最適かは、住まいの種別・機器のタイプ・工事内容・予算枠の状況によって変わります。併用できない以上、最初の制度選びが結果を左右します。見積もりの段階で、どの制度を使うのが有利かを業者と一緒に検討するのが失敗しないコツです。

各制度の詳細は次の記事で解説しています。

6. まとめ

  • 同じ給湯器交換に対して、複数の補助金を二重取りすることは原則できない
  • 東京都・公社の同種助成金どうし(分譲事業・ゼロエミポイント・ゼロエミ住宅)は併用不可
  • みらいエコ系の給湯器項目も分譲事業とは併用不可(給湯器以外は申請可の場合あり)
  • 選ぶ軸は「助成額」「申請の手間」「住まいの種別」「お金の流れ」
  • 併用できないからこそ、見積もり段階での制度選びが重要

町田市・八王子市など都内の住宅で、どの補助金を使うのが有利か判断に迷う場合は、住まいの種別と機器のタイプをお知らせいただければ、使える制度の比較をご案内します。

免責事項

本記事は併用可否の一般的な考え方を整理したものであり、個別の併用可否を保証するものではありません。制度は改定される場合があり、正確な併用ルールは各制度の公式サイト・交付要綱で必ずご確認ください。

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15年使った給湯器をエコジョーズに交換していただきました。工事は半日で終わり、翌月のガス代が目に見えて下がって驚いています。

町田市 T.Y様 / 50代 / 給湯器交換
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