お湯が出ない 2026.04.30 更新

給湯器が凍結してお湯が出ない|解凍手順と冬の予防策

冷え込んだ冬の朝、蛇口をひねっても水もお湯も出ない――そんなときは給湯器や配管の凍結が疑われます。関東でも町田・八王子・相模原など内陸エリアでは、外気温が氷点下まで下がると毎年のように凍結トラブルが発生します。この記事では、凍結に気づいたときの安全な解凍手順、解凍後にチェックすべき水漏れリスク、そして翌冬から凍結を防ぐ予防策まで、順を追って解説します。

なぜ給湯器は凍結するのか

給湯器が凍結するのは、本体内部や接続配管の中の水が外気温の低下で凍りついてしまうためです。一般的には外気温がマイナス4℃を下回ると凍結リスクが高まり、強い北風が当たる設置場所ではマイナス2℃程度でも発生することがあります。

凍結しやすい部位

凍結が起こりやすいのは、以下の3か所です。

  • 給湯器への給水配管 — 屋外むき出しで保温材が劣化していると最も凍りやすい部位
  • 追い焚き配管 — 浴槽と給湯器をつなぐ配管。冬場の湯張り後に凍結することがある
  • エコジョーズのドレン排水配管 — 排水される凝縮水が排水管内で凍り、エラーコードを表示するケース

なお、給湯器本体には自動凍結予防運転(電源プラグ通電中にヒーターが作動する機能)が備わっていますが、配管そのものは保護対象外のため、外配管の凍結は防げません。

ポイント
給湯器の電源プラグを抜くと自動凍結予防運転が止まります。冬場は留守にする場合でも電源プラグを抜かないでください。コンセント側ではなくリモコン側のスイッチをOFFにする運用が推奨されます。

凍結に気づいたらまず確認すること

蛇口からお湯も水も出ない場合、最初に行うのは「本当に凍結なのか」を切り分けることです。

1. すべての蛇口で水もお湯も出ないか

キッチン・浴室・洗面所など、複数箇所で水が出ない場合は給水配管の凍結が濃厚です。一方、お湯だけ出ない場合は給湯側の配管か給湯器本体の問題なので、対処法が変わります(給湯器のお湯が出ない!原因と今すぐできる対処法 を参照)。

2. リモコンにエラーコードが表示されていないか

エコジョーズではドレン配管の凍結によりエラーコード「290」「920」などが表示されます。エラー番号を控えておくと、業者依頼時の説明がスムーズです。

3. 外気温と前夜の最低気温を確認

天気アプリや気象庁サイトで前夜の最低気温を確認します。マイナス4℃以下であれば凍結の可能性が極めて高いと判断できます。

安全な解凍手順

凍結が確認できたら、以下の手順で安全に解凍してください。

1
給湯栓と蛇口をすべて閉める
解凍中の急な通水で水が噴き出すのを防ぐため、お湯側・水側ともすべての蛇口を閉じます。リモコンの運転スイッチもOFFにしてください。
2
自然解凍を最優先で待つ
日中に外気温がプラスになる予報であれば、自然解凍が最も安全です。日が当たり始めて気温が4℃以上になれば、数時間で解凍されることがほとんどです。
3
急ぐ場合はぬるま湯で解凍する
凍結している配管にタオルや布をぐるぐる巻きにし、その上から30〜40℃程度のぬるま湯をゆっくりかけます。配管全体に均等に熱が伝わるように、片側だけに集中させないでください。
4
解凍後にゆっくり通水確認する
解凍が進んだら、まずは水側の蛇口を少しだけ開けて水が出るか確認します。問題なければお湯側もゆっくり開け、リモコンの運転スイッチをONに戻してください。
注意
熱湯(60℃以上)を直接かけることは絶対に避けてください。配管や給湯器本体の樹脂部品が破裂し、解凍後に大規模な水漏れを起こす危険があります。ドライヤーや裸火(ライター・カセットコンロなど)で直接温めるのも、本体の電装部品を破損させたり火災の原因になるため厳禁です。

解凍後にチェックすべき水漏れリスク

凍結が解消したからといって、すぐに安心はできません。凍結によって配管内部にひびが入っている場合、解凍後の通水で遅れて水漏れが発生することがあります。

解凍直後に確認するポイント

  • 給湯器本体の下部や接続部から水がポタポタ落ちていないか
  • 浴槽の追い焚き配管接続部から水が漏れていないか
  • 給湯器周辺の地面が濡れていないか(屋外設置の場合)

水漏れが見つかった場合は、ただちに止水栓を閉めて業者に連絡してください。配管交換だけで済むこともあれば、給湯器本体の交換が必要なケースもあります(給湯器の水漏れを発見したら も参照)。

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凍結を防ぐ予防策

一度凍結を経験した方は、翌冬以降の予防対策を必ず取ってください。

1. 配管の保温対策

配管に巻かれている保温材が劣化・破損していると、凍結リスクが大幅に上がります。古い保温材を新しいものに交換するか、市販の保温チューブヒーター付き保温材を上から巻くだけでも効果があります。費用は1か所あたり数千円程度です。

2. 水抜き(長期不在時)

旅行や帰省で2〜3日以上家を空ける場合は、給湯器の水抜きを行ってください。水抜きの手順は以下の通りです。

  • ガス栓と給水元栓を閉める
  • リモコンの運転スイッチをOFFにする
  • すべての蛇口(お湯側・水側)を全開にする
  • 給湯器本体の水抜き栓を開け、内部の水をすべて排出する

水抜き手順の詳細は給湯器の取扱説明書に記載があります。メーカーや機種によって栓の位置が異なるため、必ず取扱説明書で確認してください。

3. 捨て水(最低気温マイナス4℃以下の予報時)

最低気温がマイナス4℃を下回る予報のときは、就寝前に水を細く出し続けておく方法も有効です。鉛筆の芯ほどの細さで水を流し続けるだけで、配管内の水が動き続けるため凍結を防げます。お風呂の浴槽に水を貯めておけば、翌朝そのまま使うことができ、水道代の無駄も最小限に抑えられます。

4. 給湯器本体の電源を切らない

繰り返しになりますが、冬場は給湯器本体の電源プラグを絶対に抜かないでください。リモコン側のスイッチOFFと、本体電源OFFはまったく別物です。本体に電気が通っていれば自動凍結予防運転が働き、本体内部の凍結はほぼ防げます。

業者に頼むべきケース

以下の場合は、ご自身での対処を避け、業者に連絡してください。

  • 解凍後に水漏れが発生している
  • 解凍したのにエラーコードが消えない
  • 給湯器本体から異音や異臭がする
  • 設置から10年以上経過していて、毎冬のように凍結している

特に設置10年超の給湯器が凍結による配管破損を起こした場合、修理費用が高額になりやすく、本体交換と比較しても経済合理性が下がるケースが多くあります。修理か交換かの判断に迷う場合は、まずは無料見積もりで両方の費用を把握してから決めるのがおすすめです。

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当社はリンナイ・ノーリツ・パロマの正規販売店として、年間5,500台以上の施工実績があります。冬場の凍結トラブルでも、最短30分で駆けつけ、その場で修理可否と本体交換の見積もりをご提示します。24時間受付、年中無休でご対応していますので、夜間や早朝の急なトラブルもまずはご相談ください。

まとめ

給湯器の凍結は、外気温マイナス4℃以下の朝に多発するトラブルです。気づいたらまず自然解凍を待つことが最も安全で、急ぐ場合でも30〜40℃のぬるま湯を配管にゆっくりかけてください。熱湯やドライヤーは配管破裂の原因となるため絶対に避けます。

解凍後は水漏れが起きていないか必ずチェックし、異常があればすぐに止水栓を閉めて業者へ連絡してください。翌冬以降の予防には、保温材の補強・長期不在時の水抜き・低温予報時の捨て水・本体電源を切らないこと、の4点が有効です。

凍結トラブルや解凍後の水漏れでお困りの際は、写真を送るだけで状況を診断いたします。最短30分・24時間受付ですので、お気軽にご連絡ください。

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真冬にお湯が出なくなり、夜に電話しましたが翌朝一番で対応してくれました。小さい子どもがいるので、素早い対応に感謝しています。

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